エアコンフィルターとは、熱交換に送られる前に吸気される間に設けられたフィルターのこと。ここが目詰まりすると空気の流れが良くなくなり、冷房(暖房)効率が下がります。
今回は、エアコンフィルターの交換や洗浄の必要頻度について触れてみます。
まず、エアコンフィルターは交換はほとんどしません。
壊れていたら話は別ですが。
エアコンフィルターは掃除をしてあげることで、
本来の性能を取り戻せます。
エアコンフィルターを介して、部屋の中に熱交換後の空気を風としてファンで発生させている。
わけです。
ちなみに、ファンの回転向きでその空気の流れを発生させています。
その間に存在しているフィルターが目詰まりしているなら空気移動量は減るので性能が低下し、逆に通常の状態なら本来のエアコンの性能が期待できます。
では本題。
どれぐらいの頻度で掃除(交換は今回は割愛)の必要性があるのか?
「それは汚れたら」です。
月1回~月に2回くらい、エアコンフロントパネルを開けてフィルターを観察する習慣をつくってみてください。
そうすれば、比較的きれいな状態を保てるかと思います。
お掃除機能付きエアコンは、このフィルター清掃をさぼれるよ!という内容となります。
お掃除エアコンの場合は、月一くらいでダストボックスを掃除しましょう。
(結局掃除は必要w)
余談ですが、お掃除エアコンの修理依頼は、お掃除なしのエアコンに比べて倍以上多いです。
モーターや精密基盤、リード線がはるかに多く、それらすべてに物質としての寿命と、製品のアタリはずれが出てきます。
加えて、エアコンクリーニング時にも下手すると2倍近い費用が掛かります。
そして、分解時などによく壊れます。
と、何もいいところ無いじゃんというレベルですが、
実はそうなんですw
エアコンとは、家電メーカーにとってとても大きなシェア製品といえます。
企業努力するなら、製品単価を上げてユーザーからの売り上げを増やしたいんです。
つまりどうするのか?
精密機能を各社搭載して差別化を図り、機能戦争を行っているわけです。
その企業戦争に巻き込まれているかもしれません。
もしかしたら。
エアコンは機能がシンプルであるほど「故障しにくい」です。
エアコンは機能が少ないほど「長持ち」します。
エアコン洗浄はお掃除ロボ無しの方が「安い」です。
話を戻しますが、
エアコンフィルター掃除は、
フィルターの「裏側」からシャワーで流して、きれいになったら乾燥させて終わりです。
とても簡単。
頻度は月1~2回程度。
キッチンのある部屋、喫煙室はこまめに確認しましょう。