2024年10月22日火曜日

NA-LX127AL 乾燥が悪い乾燥不良について解説します

どうもです。
NA-LX127ALはパナソニック製のヒートポンプ式乾燥のドラム洗濯機。
2021年11月から発売されています。

機種の特徴としては、業界初のおしゃれ着洗剤タンク搭載のトリプル自動投入や洗濯容積12キロ、清潔・洗浄・乾燥機能が進化!などです。

さて、本題です。LX-シリーズの乾燥不良について解説をします。
NA-LX127ALの乾燥機能が低下して、乾燥時間が異常に長くなったり、乾燥終了しても湿っている場合は、まずはヒートポンプユニットの故障が考えられます。

本体天面の乾燥フィルタが差し込んである付近がヒートポンプの付近。
熱交換機搭載で、除湿後の空気をドラム背面からファンで送り込み洗濯ものから湿り気を奪って、前面のドア裏くらいの排気ホースを介して熱交換器に戻ってきます。(その繰り返しで乾燥をする)

ですが、乾燥機能が低下している個体は熱交換機のアルミフィンが目詰まりしていて、フィン洗浄のための水の排水経路も詰まり最悪の場合は「水漏れ」まで起こしてしまいます。(画像参照)


上記は目詰まりしてしまったアルミフィンの画像です。


上記は交換後のアルミフィンの画像です。


アルミフィンが目詰まりする要因で代表的な例をいくつか挙げますと、、
  • ペットを飼っている
  • タオルを乾燥することが多い
  • 槽洗浄(約11時間のモード)を行ったことがない
  • 乾燥フィルタの清掃をしていない
などが代表的です。


アルミフィンの細かい隙間を湿った空気が通過する際に、熱交換をして乾いた空気となりドラム内に送り込まれ乾燥をします。

ドアを開けドラムを観察すると奥側にメッシュ部分と通気孔を確認できると思います。



それと、もう一つ。
上記画像は「脱水受けカバー」という部品です。

繊維などはこのように脱水受けカバーに残っている場合があるかもしれません。こうなると、洗濯の度に繊維は濡れそして乾燥を妨げます。

こちらも、最悪の場合は樹脂に穴をあけ大量の水漏れを招くケースもあります。つまり放置は危険です。


では、この状況を打開するにはどういった方法があるのか考えてみます。
  • 洗濯クリーニングを行う業者に依頼してみる
  • ヒートポンプのクリーニングを行う業者へ依頼してみる
  • 延長保証加入であれば販売店に連絡してメーカー修理を検討する
  • パナソニックに直接webなどで修理依頼をする


修理診断ナビによると、メーカーに直接依頼した際の費用はおよそ45,000円と記載されています。

ヒートポンプクリーニングの費用はいかほどなのかは存じませんが、コンプレッサー内には冷媒ガスが封入されていて、腐食などでガス漏れがある場合は、クリーニングしても良化しないです。

クリーニングで良くなりそして安価であればよいですが、最も安心なのはやはりメーカー修理だと感じます。

また、販売店によっては脱水受けカバーは延長保証対象外の場合もあります。購入店にまずは連絡されると良いかと思います。


乾燥フィルタ類は純正品を通販サイトなどで購入可能です。
*楽天市場サイト内のリンクです。

当方でも、NA-LX127ALの乾燥機能の点検修理をお受けしています。
宮崎市内でお困りの方がいらっしゃればご相談くださいませ。

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